訪問マッサージという形で個人開業する時の注意点

訪問マッサージという形で個人開業する時の注意点
マッサージを提供している店舗は数多くありますが、店舗を構えるタイプではなく訪問するタイプで営業するというケースも増えてきています。
自宅に居ながらマッサージを利用する事ができるので、訪問マッサージ自体は需要が増えてきている傾向が高いです。
実際にマッサージ師として働いている中で、個人で訪問マッサージを開業するという人もいます。
もちろん腕のよいマッサージ師であれば成功するだろうと考えますが、やはり注意点もあるのでしっかり対策しておく事が大切です。
訪問タイプのマッサージの場合は店舗とは異なり、顧客を見つける事が必要となります。
店舗であればお客が来店するのを待つ事になりますが、訪問であれば自分で顧客を見つけて依頼を受ける必要があります。
営業としてのノウハウが必要となるので、営業経験がなく個人ではなかなか顧客を見つける事自体が難しくなる事が多いです。
経験者の方にノウハウを聞いたり、コンサルティングを利用する事がポイントとなります。
訪問マッサージを開業するなら移動手段が必須
訪問マッサージはお客様のもとを訪れての施術となるため、移動手段を確保することが必須となります。
自身で開業する場合は自分用の車両が自由に選べるので、駐車場の環境に合わせて軽自動車やバイクを選ぶことが可能です。
また、公共交通の充実した都市部であればそれを利用してもいいでしょう。
しかし、開業するなら保険料や車検代、あるいは運賃といった経費の管理が欠かせません。
もし、訪問マッサージの為に車両を購入するなら領収証を保管するだけではなく、車種や年式の情報も正確に記録することが必要です。
これらの情報は確定申告における減価償却で必要となり、情報が分かっていればそれだけ計算がしやすいです。
加えて自動車の場合は燃料代についてもその都度記録し、可能なら業務用に走行した距離もこまめに記録しておきましょう。
特にプライベートでも乗車する場合は燃料代などを按分しなければなりませんが、細かな記録があるとそれだけ正確な計算につながります。